木曽殿山荘にて 空木岳②
木曽殿山荘は空木岳と東川岳の鞍部にある山小屋。
何となく、ロケーションが去年泊まった針の木の小屋とか、大天井ヒュッテと似ていますね。
この山小屋は、事前予約が徹底されています。だからこそここの山域(中央アルプス)はそれほど人が多くないのかもしれません。
小屋に入ると、まずチェックイン。4時ギリギリ過ぎたタイミングで入ったのですが、普通に受け付けできました。
普通、山小屋では布団の場所に案内されるのですが、ここでは「寝場所は夕食後に案内します。」とのことで、少し勝手が違います。
しかし疲れました。布団もないので、ごろ寝もできないのが辛いですね。
到着から一時間で夕ごはん。おでんでした。お吸い物は永谷園の松茸の味でした。ホントに最低限の山小屋って感じですが、これで十分なのかもしれません。
夕食後は、水場まで行って翌日の水確保です。小屋からは木曽方面への登山道を下ります。
この辺、お花が綺麗ですね。
水場までは約10分弱です。残念がら、写真は撮り忘れです。
ここ、困ったのは虫が多いこと!帽子をかぶって行かなかったので、頭を刺されてしまいましたorz
水場から戻れば、北東の方角に入道雲。これ、南アルプスの方角かと思ったのですが、八ヶ岳の方角なんですね。話では、奥多摩のほうが大雨だったらしいです。
消灯時間は夜8時、特に何をすることも無いので、早く布団に入りました。ちなみに、布団一枚に二人の泊まりになります。
布団に入るものの、結構な人数でなにせ暑い!
なので、一眠りしてからノコノコトイレに行くついでで外に出てみました。
月が明るいので、ハッとするような星空の写真にはならないですね。
その後、またお布団へ。朝方になって、誰かが窓を開けたのか、少し涼しくなってゆっくり眠れました。
朝4時半、外に出てみます。日の出の方角がわからなかったのですが、多分正面の八ヶ岳あたりからの日の出になりそうです。
南西の方角も、少しきれいな景色でした。
で、もう少しで日の出のタイミングで
「朝食の用意が整いました。」
って、もう少し日の出を待ってくれても良いのに気が利かない感じです。
朝ご飯はこれ。あと一品メインディッシュがあったと思うんですが、忘れました(^^ゞ
朝ごはんを食べ終わって、外にでるときれいな景色。もうすっかり太陽は登っていたのですよね。
朝食が終わったら、準備して出発です。
出発前、ご主人とお話です。なんでも、この山域もう山小屋を増やそうと思っても、許可が下りないのだそうです。
ご主人も、「檜尾岳あたりにもう一つ有人の小屋があると良いんですけどね。」って言っていました。
「今度は空いている時に来てください。」
「いつ空いているんですか?」
「お盆過ぎると、少し空いてきますよ。平日なら確実ですね。」
って、無理じゃん!
小屋出発は6時少し前。空木岳に向かっての厳しい上りがスタートになります。
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